国産材と木造住宅

国産材を使うとは?

現在、国内の森林の4割を人工林で占めております。山に植えられた木はCO2を吸収し炭素として内部に蓄えます。近年、地球温暖化による気候変動が大きな問題となっておりますが、適正に管理された森林で育てられた木材を使うことは、植えて、育て、収穫し利用するサイクルが生まれ地球温暖化に貢献します。

健全な森林を維持する循環

国産材は環境に貢献する資材です!

健全な森林を育むことで、森林に水を貯え河川やダムに時間をかけて供給されます。また、健全な森林の樹木の根は土壌を守り土砂災害を防ぐ役割を果たします。

戦後の拡大造林で育てられた日本の森林は「育てる」から「使う」時代になりました。成長した木を収穫し使うことで、日本の森を元気にし、次世代に森林資源を残し引き継ぐ好循環が生まれます。

木材は森林から再生産することができる唯一の資材であり、一度使用したあとも再利用することで環境保全に貢献します。

木造住宅に住まうとは?

木のぬくもりにはさまざまな効果があるとされています。そこに暮らす人の心を健やかにする力や子どもを育む力。そして住宅の機能面でもさまざまなメリットがあります。梅雨のじめじめした時期や冬の乾燥した時期でも湿度が調整され快適な空間を維持できる調湿効果。コンクリートに比べ夏は涼しく、冬は暖かい断熱効果なども期待されます。

木材の肌触りやぬくもりなど、人は生活するなかで実感していると思います。実際に木材が健康に良い影響を及ぼすことが動物実験で確認されています。静岡大学農学部で行われたマウスを使った実験(1987年)では、木製の飼育箱のマウスが金属やコンクリートの飼育箱より、生存率が高い結果となっております。

素材の異なるケージでのマウスの生存率と成長

素材の異なるケージでのマウスの生存率と成長
(図は林野庁ホームページより)

住んでみて 感じて 木造住宅!

近年 沖縄でも家を建てる際に、
木造住宅を選択する方が増えています!

近年では建築技術の向上や資材の開発も進み、木造住宅を選択する方も増えています。家族が成長していく環境で木のぬくもりや温かさを求めて木材を多く使用した住宅が注目を集めています。

沖縄県内の一戸建及び長屋建てに占める木造住宅の比率(新築着工戸数)

1.沖縄県全体の一戸建て及び長屋建て 建築戸数
※ 横にスライドするとすべてデータが確認いただけます。
年(平成) 20 21 22 23 24 25 26 27
一戸建て 2,407 2,598 2,473 2,960 3,130 3,612 2,832 2,977
長屋建て 486 554 606 649 796 859 595 714
合 計 2,893 3,152 3,079 3,609 3,926 4,471 3,427 3,691
2.木造住宅の一戸建て及び長屋建て 建築戸数
※ 横にスライドするとすべてデータが確認いただけます。
年(平成) 20 21 22 23 24 25 26 27
一戸建て 162 221 255 412 366 488 447 631
長屋建て 2 70 64 118 213 119 68 160
合 計 164 291 319 530 579 607 515 791
3.一戸建て及び長屋建てに占める木造住宅の比率
※ 横にスライドするとすべてデータが確認いただけます。
年(平成) 20 21 22 23 24 25 26 27
木造住宅比率
(2合計/1合計)
5.7% 9.2% 10.4% 14.7% 14.7% 13.6% 15.0% 21.4%

木材利用の政策?

国は木を使うために様々な政策を進めております。「公共建築物等木材利用促進法」が平成22年10月1日に施行され国や都道府県等では公共施設等への利用促進を推し進めております。

林野庁では平成17年度から、国民運動として「木づかい運動」の取り組みを開始しております。国産材の積極的な利用を通じて山村を活性化し、CO2をたっぷり吸収する元気な森林づくりを進めるためです。

このように森林を守り環境と暮らしを豊かにするため、国や都道府県及び関係団体等が一体となって国産材の利用を推進しています。

国産材を利用することの意義を知ろう!

※関連サイト

林野庁(公共建築物等木材利用促進法・木づかい運動)
http://www.rinya.maff.go.jp/j/kidukai/

木づかい運動情報 特定非営利活動法人 活木活木(いきいき)森ネットワーク
http://www.kidukai.com/

一般社団法人全国木材組合連合会
http://www.zenmoku.jp/

一般財団法人日本木材総合情報センター
http://www.jawic.or.jp/